東京スカイツリーが、22日にオープンしますね。
4月に、ライトアップの試験点灯があり、
隅田川をイメージした「粋(いき)」という淡い水色と、
江戸紫と金箔をイメージした「雅(みやび)」のデザインが公開されました。
照明に携わった方にお話を伺ったことがあるのですが、
紫の色みが非常に難しく、「江戸紫」の微妙な色合いを出すのに大変苦労なさったとか。
通常は、スカイツリーの照明は「粋」と「雅」の2つのデザインが
一日おきに実施されるようですが、LEDを使用しているので、
他にもさまざまな色とデザインがあるようです。
東京の夜を彩るライトアップ、どんなデザインが見られるのかも、
新しい楽しみの一つですね。

新緑の色を眺めながら、自然の色、エコロジーの色のイメージはやっぱりグリーンかしら、
と思っておりましたら、2008年に日本ファッション協会が、「エコ・グリーン」なる色を
発表していることを知りました。
エコ関連グッズを製造販売する団体や企業に提案していくとのこと。
カラーセッションにおけるアンケートの結果を受けて
自然の若葉をイメージさせる色として選ばれたようです。
先日、国際見本市ハノーバー・メッセで、
人工芝で覆われた旧モデルのフォルクスワーゲン・ビートルが、
会場で充電して「エコ・カー」をアピールしていたようですが、
やはりエコのイメージは、グリーンなんですね。眼にも優しいとされるグリーン。
地球や自然に負担をかけずに、生活できたらいいなと改めて思います。
皆様にとって、最も自然をイメージする色は何色でしょうか。

桜前線もどんどん北上しています。
皆様は、どのようにお花見を楽しまれたでしょうか。
桜と言えば、先日、SHARPから、さくら色のLEDが発売となりました。
これは、大阪市私立大学の先生の監修のもと、
総合医科学研究所で行われた睡眠評価実験によるもので、
LED照明の、さまざまに色を変化させられる、という特徴が利用されています。
寒色、暖色、さくら色のLED照明で実験したところ、
さくら色の照明が最も、癒し効果と安眠サポート効果が高かったということ。
気持ちが癒され、快適感が高いこと、寝付きが早く、よく眠れること、
目覚めが良いことが実証されたのだそうです。
赤系は寝室にはご法度、と思われがちですが、さくら色にはそんな魅力があるのですね。
是非試してみたいものですね。

昨今、さまざまな色の乗用車が見られますが、皆様はどんな色の自動車がお好きですか。
そんな自動車の優れたカラーデザインを顕彰する制度があるということを知りました。
エコをイメージさせる明るいブルーが今年度のエントリーの中で最も多く、
グランプリを受賞したのも「セラミックブルー」という色みとのこと。
カラーの時代性に着目して選ばれる「ファッションカラー賞」には、
元気で思い切りのよい色、ということで、チェリーパールクリスタルシャインという色みが
選ばれました。
感心したのが、その車のカラーを担当した方のお父様も、初代の同車種のデザイナーで
いらしたとのこと。親子2代で同じ車のデザインに関わるなんて、色とともに時代を生きる
素晴らしさを実感してしまいました。
皆様も是非、時代に残る色との関わり方を目指してみて下さいね。

色占いについては、以前取り上げたこともありましたが、
先日、携帯電話を使った色占いを見つけました。
さまざまな色のQRコード(カメラ付き携帯で読み込むと
ウェブサイトへ簡単にアクセスできるマーク)が30個並んでいて、
直感的にひかれた色のQRコードを携帯電話で読み込むと、
その占い結果が携帯電話に表示されるもの。
占いが当たっているかどうかは別として、その面白さに興味をひかれました。
気軽にできて、なんとなく楽しい気分になれる、興味深い色の使われ方でした。
皆様も目にしたら、トライなさってはいかがでしょうか。

着ていて落ち着く色、といえば、ベーシックカラー(黒、ベージュ、紺、白、グレイなど)
を挙げる方が多いのではないでしょうか。
ワードローブはベーシックカラーばかり、という方も多いかと思います。
働く女性をターゲットにした雑誌でも、頻繁に「黒」や「ベージュ」の
着こなしの特集が組まれていますね。
でも、実は、「パーソナルカラー」(似合う色を見つけること)的に言うと、
黒の似合う人は、ベージュは似合わず、ベージュの似合う人は黒は似合わないのです。
黒の似合う人は、AFTの2級にある「ブルーベース」の肌を持つ人。
ベージュの似合う人は「イエローベース」の肌を持つ人。
ブルーベースの人がベージュを着ると、肌が黒ずんで見えたり、
イエローベースの人が黒を着ると、きつく見えたりします。
パーソナルカラーの知識のある眼で見ると、間違った組み合わせに、
時にぎょっとすることも…。
逆に、黒が似合うか、ベージュが似合うかで、
ご自身の似合う色のグループが見つけられるかもしれません。
似合う色を着ると、若々しく肌がきれいに見えるので、
ご興味のある方は、ちょっと意識してみて下さいね。

まだ春になったばかりですが、AFTの夏期(6月24日)の検定の申し込みが始まっています。
申し込みは5月10日まで。インターネットでの申し込みはもう少し長いようですね。
例年、3級では「混色」や「色彩心理」「色彩調和」に関する問題の
正解率が低い結果となっているとのこと。
また2級では「系統色名」「マンセル表色系」などの問題が正解率が低いようです。
楽しみながらしっかり学んで、合格を目指して下さい!

アレキサンドライトという宝石をご存じでいらっしゃいますか。
1800年代に、ロシアで発見されたのが最初なのだそうですが、
発見された当初は、エメラルドというグリーンの宝石だと思われていたとのこと。
エメラルドとは異なることが分かった理由が、自然光では青緑に見えた石が、
白熱灯やろうそくの明かりの下では赤に変化したためだそうです。
これは、石に含有するクロムによるもの、とのこと。
日中の室外では青緑に見え、室内に入って白熱灯に照らされると赤に見える、なんて、
室内と室外で色の見え方が異なると、付け方の工夫もだいぶ楽しみがありそうですね。
上質のアレキサンドライトはめったに見つからず、
その希少性も神秘的な印象をますます盛り上げてくれるように感じます。
石言葉は「秘めた思い」。
何ともミステリアスな、色の不思議の一つです。

この春、東京メトロの銀座線の新車両がデビューするようですね。
銀座線は昭和2年に日本初の地下鉄として開業し、その当時の旧1000系が
モデルとなっているようで、黄色の車体にオレンジと白のライン、
正面の屋根の部分が渋めの赤、という色あいです。
現在は、マットシルバーのボディに、銀座線の色、オレンジのラインの
車両がメインですが、その前はオレンジ一色の車体でした。
個人的には、そのオレンジ一色の車体が好きですが、
新型車両の評判はどうなのでしょうか。
さまざまに変化を遂げた現代。
原点に戻って変化を振り返る、良いきっかけにも、なるのかもしれませんね。

昔、友人が、絵を描くことが好きな私に、50色の色鉛筆をプレゼントしてくれました。
50色でも、例えば「忘れな草色」といったそれまで見たことのない微妙な色合いで、
色名を見るだけで楽しかったものです。
あるメーカーで、500色の色鉛筆を販売しているのをご存じでしょうか。
白だけでも10色以上。そしてその色名が、「楊貴妃の梨の花」「硝子窓をうつ北風」
といったように、イメージの色の想像をかきたてるもの、実際にはない色のイメージを
わかせるもの、と、それぞれにストーリーを感じさせます。
使う、というより、色名から物語を想像したい、
そんな豊かな時間をすごせそうな、素敵な色鉛筆だと思いました。
